SV-4 (Type QUADII)

 オーディオ、真空管、音楽、クルマのことなど、いろいろなことを書いてみたいと思っています。
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ザ・キット屋さんの銘板

ザ・キット屋さんが真空管アンプ用の銘板を新しく作られた。
アルミ地で厚みもあり、格好いいです。先日6月4日に東京試聴会が
行われたときに頂いてきましたので、早速貼ってみました。
銘板には「Romantic Glass Amplifier」と書かれています。
良い感じで、気に入りました。
2005年06月09日(木)   No.16 (SV-4 (Type QUADII))

SV-4のメンテナンス

ザ・キット屋さんからSV-4を購入して、1年が過ぎました。キットを制作してから、殆ど手を加えずに聴いていました。それでも、不満もなくQUADの世界を堪能しておりましたが、点検を兼ねて配線のやり直し、コンデンサの変更、抵抗の変更などを行うことにしました。

・配線のやり直し
これは大がかりでした、下手な配線は未だに下手なままなのですが、ヒータ部の配線をUL1007・AWG18へ変更。初段以外の信号部、高圧部、出力トランスの配線をBELDENのOFCに変更しました。殆どの配線を全部取り払い、再配線を行ったのですが、殆ど作り直しと言っていいほどの作業になりました。

・コンデンサの変更
カソード抵抗に並列に入っているバイパスコンデンサを変更しました。従来は63V100μFなのですが、ニチコン・ミューズの100V220μFに変更しました。耐圧もかなり余裕がありますので、カソード抵抗の発熱による劣化にも少しゆとりができそうです。
電源部の平滑回路のチョーク後にあるコンデンサを500V47μFから500V100μFに容量アップしました。整流管直後のコンデンサは整流管の負担が増えるため変更しませんでした。
初段と出力段を繋ぐカップリング・コンデンサを東一のビタミンQに変更しました。回路図に書かれている低域時定数をオリジナルに近づけるために0.1μFと0.022μFを並列にしました。

・抵抗の変更
初段部の抵抗をカーボン抵抗(1/2W)から金属皮膜抵抗(1W)に変更しました。狙いはとくにはないのですが、低雑音化と抵抗値の精度向上です。精度はカーボンタイプを多数購入して選別する方法もありますが、選別する手間を省きたかっただけです。大きな意味はありません。

変更作業の内容はhttp://www.kleiber.org/audio/sv-4-maintenance/に写真を掲載しました。
2005年05月03日(火)   No.3 (SV-4 (Type QUADII))

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