PCL86(14GW8)全段差動PPアンプが完成してから発振に悩まされ、初段のカソード部が定電流ではなく2KΩの共通カソード抵抗に変更、入力VRを100KΩを10KΩに変更してなんとか発振を止めていました。
そこで初段のプレートとアース間に5PFを入れてもあまり改善しません。 で、諸先輩方の有難い助言に基づき思いきって100PFにしてみました。 やや高域を犠牲にするとは言え、トランスの特性やSPの特性などを 鑑みても全く問題なしのレベルと言えます。変更して良かったです。
変更後の回路図です。初段の共通カソード抵抗をCRD(定電流ダイオード)の E102(1mA)に戻しました。戻しても発振しません。 入力VRを10KΩから100KΩに戻しました。入力をオープンにしても発振し ません。とても嬉しい。
やっと本当の完成にたどりつき、なんだかとても嬉しい気分になってきました。苦労をしましたが、これからは他の部分をいじってみようと思います。しかし、それがまた発振のもとになったりするかもしれない…(^^;)
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