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shiromuku(fs4)DIARY version 3.50
++ kleiberのあれこれ日記 ++

 オーディオ、真空管、音楽、クルマのことなどを書いてみました。
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2007年01月の日記

初段をOPAMP化
 19AQ5単管ヘッドフォンアンプの初段は入力トランスによるドライブ回路になっていますが、ここをOPAMPに置き換えてみました。OPAMPにすることでOPAMPのキャラクターが出てしまう可能性もあります。でも、実験です。

 OPAMPの回路はごくありふれた非反転増幅回路です。10KΩの負帰還抵抗に対して増幅度を決定する抵抗は3.6KΩとし約4倍のゲインとしてみました。回路図は後日掲載しますが、OPAMPにするには±15Vの電源(単電源でも可能なOPAMPもありますが)が必要です。

 ±15Vは18Vのヒータ電源捲線を両波倍電圧整流して中点を0Vとし三端子レギュレータの「7815」と「7915」を使い安定化して得るようにしました。

 OPAMPは8PINタイプの2回路入りが交換聴き比べできるように8PINのICソケットを付けました。これにより真空管を交換するような手軽さでOPAMPを交換して楽しむことができます。

 手元に持っている2回路8PINタイプのOPAMPはBURR-BROWNの「OPA2134」と、テキサス・インスツルメンツの「TL072」、JRCの「4580」の3種類です。

 OPAMP化して感じたことは、まずは低域がズバっと出るようになり、とても驚きです。特に6AQ5系の球の時には、豊かな低域を再現してくれます。これは3種類のどのOPAMPでも同じでしたから、個別のOPAMPのキャラクターというよりも入力トランスからOPAMPにしたことによる変化と言えると思います。

 聴き比べてみるとBURR-BROWNの「OPA2134」は癖のない音域を超低雑音で増幅してくれます。しかし「TL072」や「4580」であったとしても何ら癖のある音を出しているわけではなく、出力段の真空管を変えることによる音の変化が大きく感じられます。

 私としては入力トランスの音も癖のない聴きやすい音であると思いますが、OPAMPにしても癖のない聴きやすい音であると思えました。

 CDPやiPodなどの出力段はOPAMPであると思いますし、私がリビングのシステムで使用しているQUADのプリアンプ「44」に至ってはOPAMPのかたまりです。

 OPAMP化するには±電源の用意、増幅度の決定など面倒なことがありますので、これを推奨するつもりはありません。あくまでも実験として楽しみました。暫くは初段をOPAMPのままで聴いていきたいと思います。
2007年01月28日(日)   No.123 (19AQ5単管 H.P.A.)

写真の加工
 19AQ5単管ヘッドフォンアンプの電源トランス強化バージョンと、限定19AQ5単管ヘッドフォンの製作時の写真の整理と加工を行いました。

 電源トランス強化バージョンは本来はトランスの載せ変えを行う予定でしたが、載せ変え後のトランスがもったいないので、強化トランスバージョンとして新たに作ったものです。強化トランスと出力トランスのみ春日無線変圧器さんで購入して、それ以外のパーツは自分で揃えて製作をしました。パーツセットの有難みが判った経験です。パーツを揃えるために秋葉原中を歩き回り、買い忘れを思い出したときには、また戻って購入したりと…。

 限定バージョンの製作の写真は始めのウチはこまめに撮りながら製作を進めておりましたが、段々夢中になるにつれ写真を撮るのが疎かになったり、デジカメの具合が悪くなったりと、後半の写真が少ないというか、いきなり完成していたりと、まぁそんなもんです。

 製作を思い起こして文章を書くのは週末にしようと思っています。あ、そうだ、今週末はヘッドフォン端子を購入しに行き、スピーカ切替を完成させなくては。さてさて、スピーカからはどんな音が出てきますか、楽しみです。
2007年01月22日(月)   No.122 (19AQ5単管 H.P.A.)

製作完了
 今日は午前10時頃から「限定19AQ5単管ヘッドフォンアンプ」の製作に取り組んだ。オリジナル通りに組み立てて、それから改造に入ろうと思っていたのですが、改造のパーツも揃っていたので一気に改造も含めて製作しました。

 今回の改造案の目玉は「スピーカ端子を付け、ヘッドフォンとスピーカを切り替えられる」です。そのためのヘッドフォン端子も購入しておきました。

 製作の途中でそのヘッドフォン端子を取り付けようとして、改造回路図とにらめっこしていたら、なんと購入してきたヘッドフォン端子では、スピーカとヘッドフォンの切替はできるけれども、シャント抵抗のオン・オフができないことが判明!! やってしまいました。

 そこで、今日の製作ではスピーカ出力は断念し、スピーカ端子だけは取り付けてまたの機会にシャント抵抗も含め切替のできるヘッドフォン端子を購入することにしました。

 高圧の125Vと150Vの切替をスナップSWで行うように改造をし、更に、ヒータ電圧の4.7V、6.3V、12.6V、18Vの切替をロータリーSWで行うように改造しました。もちろんLEDの使用個数を選択できるようにしてバイアスを変更できるようにも改造しました。

 そこで、製作が終わりました。さあ、いよいよ音出しです。19AQ5をソケットに挿し、電源をオンです。結果は、製作しながら高圧回路のチェック、ヒータ回路のチェックを済ませていましたので、問題なく正常に音がでました。

 春日無線変圧器さんの店頭に置いてある完成品と同じく低域の締った良い音が出て来ています。最初は高圧を125Vで音出しをしていましたが、150Vに切替ると、さらに低域が締り、全体的にカッチリとした傾向でGoodです。

 さ、そこで更に改造パーツを取り出しました。LEDのバイアス回路バイパスコンデンサを入れるべくOSコン16Vの220μFを購入しておいたのです。それを取り付け聴き比べてみると、ちょっと低域が増した感じがします。

 ひとまず完成した限定19AQ5単管ヘッドフォンアンプです。
 まだ、真空管の取り替えなどを楽しみたいと思っているの
 で、前面のアクリルパネルは付けていません。
 いやぁ〜、心地よい音がヘッドフォンを奏でております。



 製作の過程の写真も撮りながら午後8時には製作終了しました。シャーシを組み合わせる構造になっているので、ちょっと大変だった箇所もありましたが、なんとか8時間で製作できました。昼食と休憩など2時間くらいは中断しましたが、満足な出来具合です。ノイズもまったく出ません。素晴らしいヘッドフォンアンプです。

 製作の写真は、始めのうちは丁寧に撮っていたのですが、製作に熱中してくると疎かになってしまい、まとまりのない写真になってしまっているみたいですが、整理をして掲載していきたいと思っています。

 今回購入したパーツセットにも19AQ5が付いていましたので、これもエージングしないとならないですね。楽しみ楽しみ。
2007年01月20日(土)   No.121 (19AQ5単管 H.P.A.)

限定19AQ5単管ヘッドフォンアンプのパーツセットを購入
 昨年に春日無線変圧器さんから案内が来て予約をしていた限定19AQ5単管ヘッドフォンアンプを受け取りに行って来ました。

 一番の違いは音、それにシャーシ、電源、etc. いやぁ〜、今日の日をどれだけ待ちこがれたか。一日千秋の思いで今日を待ちました。

 仕事帰りに春日無線変圧器さんに立ち寄り
 限定19AQ5単管ヘッドフォンアンプのパーツセットを受け取り
 ました。週末(土、日)が楽しみです。今日は早く寝て明日は
 早起きし、写真を丁寧に撮りながら製作していきたいと思います。
2007年01月19日(金)   No.120 (19AQ5単管 H.P.A.)

大相撲初場所の森永賞に当選!!
 妻が相撲好きなのですが、昨日(18日)大相撲初場所を見に行ってきました。その会場から携帯に「森永賞という懸賞に応募したら当たったよ」と連絡が入りました。

 森永賞に当選すると国技館の場内で当選の放送があり、名前が呼ばれたそうです。森永賞は森永のお菓子の空き箱にその日の好取組を予想して書き、一番多かった好取組の中から抽選で三名にあたるというものだそうです。だから当選することはとても凄いことだと思います。

 当選した翌日に森永から荷物が届きました。
 何が入っているのか楽しみ!





 なんと森永ミルクキャラメルと当選のお知らせ。






 森永ミルクキャラメルです。懐かしい
 10個入っていました。
 小さいとき良く買ってもらった懐かしいキャラメルです。
2007年01月19日(金)   No.119 (その他)

B電源の電圧を切り替えるようにしました
 19AQ5単管ヘッドフォンアンプの電源トランスを強化したのは既に書いたのですが、そのトランスの高圧の2次捲線のタップは125Vと150Vがありました。

 最初は電源部のコンデンサの耐圧が200Vだったので125Vタップにしていたのですが、このコンデンサの耐圧を250Vにすれば150Vタップも使用でき、更にSWで切り替えられるようにすれば、耐圧の低い真空管も今まで通り使えるので、B電源の改造を行いました。

 今回使用したのは250V耐圧の47μF×1個、250V耐圧の100μF×2個と3Pの1回路のSWです。整流ダイオードですが、私は独自に耐圧600Vのものを使用していましたので、そのままで大丈夫。

 早速トランスの150Vタップからもリード線を出して、SWで125Vと150Vを切替て整流回路に入れるように配線を変更。平滑コンデンサは3個とも交換して全て250V耐圧のものにしました。

 音は、125V(実際のプレート電圧は130V程度)と聴き比べると150V(実際のプレート電圧は180V)にすると低域が締っている感じがします。プレート電圧が上がった関係でバイアスとしては19AQ5(6AQ5系)の時は青色LED3個としています。

 19AQ5単管ヘッドフォンアンプ、このアンプは奥が深いです。いろいろといじれるし、それが自分の好きな方向の音に変ってくるのが嬉しいです。

 電源部の強化をしてからプレート電流がしっかりと流れるようになりました。19AQ5はかなり熱くなるようになりました。前までは電源切って真空管に触っても火傷しそうなほどではなかったですが、今では火傷しそうに熱いです。

 電源SWを含めSWが6個になりました。これって異常ではないですよね。いろいろとやりたくなるアンプなんです。
2007年01月13日(土)   No.118 (19AQ5単管 H.P.A.)

CELESTIONのF10を購入しました
 今日はアバックさんのクリアランスセール初日。招待のハガキが来ていたので、よくみると「海外製2ウェイバスレフ:18480円」とあったので、これはCELESTIONのF10であろうと当たりをつけて行ってみることにした。

 会場に15分前くらいに着いたが、すでに20人くらい並んでいました。オープンと同時にスタッフの方に聴いてみたらやはりCELESTIONのF10だったので、即決で購入をした。

 音も聴かずにと思われるかもしれないが、事前にアバックのショールームでF10は試聴済み。サブとして使用するのにとても適していたので、これならと決めていました。低域は流石にあまり出ないけれども、いやぁ〜いい感じでスピーカの存在感が消えてくれる。

 早速購入したF10をF30の上に設置した。
 いままではDENONのSC-M31をサブに使用していたが
 これからはCELESTIONのF10をサブに使用していく。
 デザインも統一されているので、見た目にもよい。



 今までサブに使用していたDENONのSC-M31はミニコンポのスピーカと入れ替えました。FMチューナを持っていないので、ラジオなどを聴くときにはミニコンポで聴くのですが、DENONのSC-M31にして結構よい音になりました。

 ミニコンポで使用していたスピーカはアンプなどの最初の火入れの時に使用したり、アンプのチェックなどに使用しようと思っています。
2007年01月13日(土)   No.117 (オーディオ)

電源部の強化の実際
 19AQ5単管ヘッドフォンアンプの電源部の強化の一環で、電源トランスの強化を行いました。高圧のレギュレーションも良くなり、19AQ5(6AQ5系)を使用したときに多く流れるプレート電流にも耐え、19AQ5っぷりが良くなりました。青色LEDは3個仕様に戻し、19AQ5では2個ないし3個で鳴らすと、6V6の音だなぁって感じがします。

 6AK5系(408A、6028)、6AG5系を使用している時の低音の出方が驚くようになりました。「これ本当にこんなに小さな球から鳴っているの?」と言う感じです。6AK5系では青色LEDを2個、6AG5、6BC5では1個で使用します。

 6AN5WAの時には19AQ5よりプレート電流が流れていましたので、従来のトランスでは低域が締まりのない感じでしたが、トランスが変わってから締まりが出てきました。6AN5WAでは青色LED3個で使用します。

 この電源トランス交換によりヒータ捲線の電流容量も余裕ができましたので、12Vのスイッチング電源は外して、全てトランスによる交流点火にしました。ノイズレベルはスイッチングアダプタがある時と変わりませんから、スイッチング電源はあの場所がベストポジションだったことが判りました。

 これから、19AQ5(6AQ5系)をたっぷりと楽しむことができます。この球の本領発揮ができるようになったことは、喜ばしいことです。5AQ5、6AQ5、6005、12AQ5、19AQ5とヒータ電圧が違うだけでも音が変わります。楽しみが増えました。
2007年01月10日(水)   No.116 (19AQ5単管 H.P.A.)

電源部の強化
 今日、春日無線変圧器さんに行って来ました。と言いますのも、19AQ5単管ヘッドフォンアンプの電源トランスは2次捲線の高圧は20mAしか流せないため、19AQ5(6AQ5系)を使用した場合には、かなりレギュレーションが悪くなってしまい、球の持ち味を出しきれない状態になっていると思われます。

 また、ヒータ捲線の容量も300mAしかないので、5AQ5、6AQ5、12AQ5を使用することができないため、内部にスイッチング電源をいれ急場を凌いでいましたが、根本的な解決になっていないので、電源トランスを強化することにしまして、そのトランスを受け取ってきました。

 明日から組み直しを行い、ヒータ回路、カソードのLED回路、入力線、グリッド入力線あたりを改造してみようと思います。改造記はオーディオコーナに掲載するかもしれません。
2007年01月09日(火)   No.115 (19AQ5単管 H.P.A.)

No. PASS
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2007年01月28日(日)
初段をOPAMP化
2007年01月22日(月)
写真の加工
2007年01月20日(土)
製作完了
2007年01月19日(金)
限定19AQ5単管ヘッドフォンアンプのパーツセットを購入
大相撲初場所の森永賞に当選!!
2007年01月13日(土)
B電源の電圧を切り替えるようにしました
CELESTIONのF10を購入しました
2007年01月10日(水)
電源部の強化の実際
2007年01月09日(火)
電源部の強化