初段を入力トランスからOPAMP化した19AQ5単管ヘッドフォンアンプのその後ですが、音のめりはりがしっかりと付いていて、スピード感(こんな表現していいのかな)があるように感じます。音の立ち上がりが速いと言いますか、しっかりとズバッと出てくるんです。それでいて重心がしっかりとバランスがとれている感じです。不安定な感じがしません。
OPAMPのみのヘッドフォンアンプで聴くと、これが軽薄な感じがでてきたり、やたらと低音がブーストした感じになってしまうのですが、それが無く聴きやすさは今まで通り、何時間聴いていても疲れません。もちろん球を6AK5系(408A含む)に交換すると低域は抑え気味になりますし、6AQ5系にするとしっかりと出てきます。
今のところ、私のヘッドフォンとの相性ではOPAMP化は満足の行く結果となりました。OPAMPはTL072でも満足いきますし、OPA2134でも満足です。OPA2604を試してみたくなってきました。でも、そこ止まりです。これ以上とっかえひっかえすると病気になってしまいそうですから。
ちなみに今日の球は6AN5WAです。アンディクスさんで 1本100円で購入したSYLVANIA製のビーム管です。平時で1本500円の 球です。電源強化版で聴くとしっかりとした低域を奏でます。 この球、やはりいい感じの球です。やめられません。
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