限定版の19AQ5単管ヘッドフォンアンプのシャーシは後部にいっぱい穴が開いています。この穴にスピーカ端子を付けてスピーカ出力を試みていたのですが、買ったヘッドフォン端子があわないタイプでしたので、リベンジして見合うヘッドフォン端子を購入し、配線を変更しました。
さて、音出しをしてみます。出力がとても小さいアンプですから、そう大きな音はしませんが、なかなかどうして、良い音で鳴っています。ただ、ちょっと低域が暴れてしまいます。それは5極管としてUL接続なだけですから、ダンピングファクターはそう良くないはずです。この状態のままですから、低域が暴れてしまうようです。それでも、いやな感じではありません。CELESTIONのF30に接続して聴いていたのですが、とても聴きやすい音を出しています。
さあ、使用できる球ですが、408Aや6AK5などでは駄目でした。スピーカをドライブしきれません。19AQ5(6AQ5系)にしてみますと、歪みのない良い音になります。さすがは出力管です。
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