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shiromuku(fs4)DIARY version 3.50
++ kleiberのあれこれ日記 ++

 オーディオ、真空管、音楽、クルマのことなどを書いてみました。
 写真をクリックすると大きめに表示します。
2005年05月の日記

14GW8と12AX7を購入

今日、秋葉原に行って来ました。前から気になっていた球があったため、先ずはラジオデパート3Fにあるサンエイ電機へ。
このお店には14GW8が格安で売られていました。1本220円、10本なら2000円と。この球はヒータ電圧が14.5V(300mA)である以外は6GW8という球と同性能なのです。この球で差動増幅PPを作ってみたくなりました。
その後アンディックス・オーディオに寄りますと、カウンターにNOS球が置いてあり価格は500円。球は12AX7でメーカはTESLA。2本買ってしまいました。足は黒くなっていましたので、家に戻ってきてから磨いてコンタクトZを施しました。
その後、ヒロセに行き半田ごてのコテ先のスペアパーツを購入しました。そろそろコテ先がくたびれて来ていましたので。
2005年05月28日(土)   No.11 (真空管)

QUAD 44と405-2の修理

QUADのプリアンプ44とパワーアンプの405-2のハム音退治をしました。
44はリップルフィルタ回路にある15Vの基準電圧を作り出すツェナーダイオードの特性が不良になっていたことが原因でした。10本購入してきて特性の揃った物を2本選び出しプラス用、マイナス用を交換して、ハム音が皆無になりました。また、ブリッジダイオード直後の平滑コンデンサを35V4700μFに交換しました。
405-2はC5の半田付け部分が輪切れになっていたため、半田付けをし直してハム音は無くなりました。念のために電源の平滑コンデンサに10000μF/63Vに8200μF/63Vを並列にしました。この時、高輝度青色LEDが手持ちに有ったことを思い出し、取り替えてみました。50Vから220Ωで点灯させていましたが、電流制限をするために220Ωに直列にCRDを入れ15mAに制限しました。点灯させてみると今までの赤のLEDの雰囲気と変ってとてもクールな感じです。気に入りました。
2005年05月23日(月)   No.12 (オーディオ)

QUADプリアンプ44のハム音
一年ほど前にQUADプリアンプ44の大々的なメンテナンスを行ったが、どうもその頃から無音時にハム音が気になるようになりました。
オシロで出力を確認すると残留ハムが0.6mVもあることが判明しました。半導体プリアンプでこんなに残留ハムがあるとリスニングポイントでは気にならないが、スピーカに耳を近づけると「ブー」と100Hzの残留ハムが気になってしょうがない。始めはSV-4から出ているのかと思ったが、パワーアンプをQUADの405-2に替えても残留ハムは出るし、SV-4の入力をショートしてみると残留ハムは皆無。う〜ん、こりゃやっぱり44の状態がおかしいのだと確信した次第です。

☆原因を探る
・整流出力をオシロで観測すると結構残留リップルがある。
・定電圧回路のトランジスタ後をオシロで観測すると、これまた定電圧後にしては結構残留リップルがある。
・使用しているオペアンプの不良の可能性もあったためバッファ段を交換してみたが変化なし。
・定電圧回路後の+15Vが+14V、-15Vは-14.5Vしかない。
・原因はわからず。

☆行った対処
・電源トランスからの配線を撚って誘導を減らすしたいが、線長が短く撚れない。線材を交換して撚って再配線。
・ブリッジダイオード直後のコンデンサ(1000μF/25V)に同じ容量の電解コンデンサを並列にした。
・出力端子への配線もプラプラだったので、線材を交換して撚って再配線。
・出力端子へアース線が配線されていたので、ループが発生している可能性もあるため外す。

☆結果
・組み立てて電源を入れ、オシロで観測すると残留ハムは0.01mVまで低下した。
・SV-4に接続してスピーカに耳を近づけてみると、殆ど聞こえなくなった。

原因は不明なので、定電圧回路後の電圧がやや低いので、なにかトラブルを抱えている可能性があるため、この辺りを絞り込もうと思います。
2005年05月11日(水)   No.10 (オーディオ)

TU-879改造記3

TU-879の改造に更にもう一つ実行しました。
出力管のカソード抵抗のバイパスコンデンサの容量アップです。といっても実際には470μFにしたいのですが、手持ちにありませんでしたので100μF/50Vに100μF/63Vを並列に取り付けました。合成容量は200μFになりましたので、やや低域の改善ができました。ウッドベースやバスドラムの音が腹に響くようになりました。今度秋葉原に行ったら470μFを入手してこようと思います。
TU-879の改造記2に追記しました。
http://www.kleiber.org/audio/
2005年05月09日(月)   No.8 (TU-879)

秋葉原の真空管ショップ

7日(土)に秋葉原の真空管ショップに行った。そのショップは日曜日は休みなため、土曜日でないと開いていない。ラジオデパートの3Fにあるそのショップは「 サンエイ電機」というショップで、私が学生の頃からそこにある。4月23日に秋葉原に行ったときに久しぶりに立ち寄り、実勢価格より安く設定されている真空管が多かったことを思いだし、SOVTEKの6BQ5を入手するためである。お店には多くのお客さんが来ていたが、6BQ5の入った段ボールから10本の6BQ5を抜きだし購入した。学生時代に初めて作った真空管アンプが6BQ5のPPアンプだったので、どうしても欲しかったのです。
そのショップで6BQ5を購入したあと、隣のビルの1Fにあるキョードーに寄ったところ、GEの中古12AX7WAが700円、松下の中古12BY7Aが300円で並んでいたため、ためらわずに購入した。なんだか小遣いの大半を真空管購入にあてているようです。6BQ5は新品、GEの12AX7WAも程度がよかったのが嬉しかった。
時々出物が並ぶ「サンエイ電機」「キョードー」は外せないなとそう思います。
2005年05月08日(日)   No.7 (真空管)

TU-879の改造記パート2
エレキットのTU-879は完成度の高い真空管アンプキットですね。
取り替えできる出力管の幅を広くすることができるように、定格に余裕のあるロードラインで設計されているため、出力管の差し替えを楽しむことができます。

そんなTU-879ですが、電源部が物足りないのと、VRのギャングエラーが大きいのが難点とも言えます。

1.電源部のデカップリング・コンデンサに120μF/400Vの電解コンデンサを並列に追加
電源部に余裕ができたためでしょう、音の静けさが増しました。クラシックを落ち着いて聴くことができます。
2.VRをAlpsのミニデテントに変更
前の改造で東京光音のプラスチック抵抗ボリウムCPシリーズに変更していましたが、このVRの固体の問題かもしれませんが、VRを回転させるとノイズが出ます。同じ場所でノイズが発生するのではないため、ガリではないと思います。また、ギャングエラー(左右の低音量時のレベルの差)がとても気になります。また、Aカーブなのですが、本当にAカーブ?と思うほどBカーブに近いのです。これも不満でした。
今回はやや高価でしたが、Alpsのミニデテント100KΩAカーブの物に変更しました。ギャングエラーは皆無、理想のAカーブを描いており、まさに求めていたVRになりました。

改造の様子は http://www.kleiber.org/audio/ に掲載しました。
2005年05月07日(土)   No.6 (TU-879)

持っている真空管のリストを掲載しました
今日は、持っている真空管をデジカメで撮影して、リストを製作してみました。アマチュア無線のファイナル管、ドライブ管、SV-4用の球、TU-879用の球、テレビ用の保守用の球(当時の物)はど、本数は100本を越えていました。
今回はオーディオアンプに使用できそうな球をリストとして掲載してみました。球の規格、構造などを客観的に記述したものではなく、あくまでも所有しているリストとして掲載してみました。音の印象も私が感じたままを書いていますので、その球の音の傾向ではないことをお断りしておきます。
リストはhttp://www.kleiber.org/audio/に掲載しました。
2005年05月06日(金)   No.5 (オーディオ)

SV-4のメンテナンス

ザ・キット屋さんからSV-4を購入して、1年が過ぎました。キットを制作してから、殆ど手を加えずに聴いていました。それでも、不満もなくQUADの世界を堪能しておりましたが、点検を兼ねて配線のやり直し、コンデンサの変更、抵抗の変更などを行うことにしました。

・配線のやり直し
これは大がかりでした、下手な配線は未だに下手なままなのですが、ヒータ部の配線をUL1007・AWG18へ変更。初段以外の信号部、高圧部、出力トランスの配線をBELDENのOFCに変更しました。殆どの配線を全部取り払い、再配線を行ったのですが、殆ど作り直しと言っていいほどの作業になりました。

・コンデンサの変更
カソード抵抗に並列に入っているバイパスコンデンサを変更しました。従来は63V100μFなのですが、ニチコン・ミューズの100V220μFに変更しました。耐圧もかなり余裕がありますので、カソード抵抗の発熱による劣化にも少しゆとりができそうです。
電源部の平滑回路のチョーク後にあるコンデンサを500V47μFから500V100μFに容量アップしました。整流管直後のコンデンサは整流管の負担が増えるため変更しませんでした。
初段と出力段を繋ぐカップリング・コンデンサを東一のビタミンQに変更しました。回路図に書かれている低域時定数をオリジナルに近づけるために0.1μFと0.022μFを並列にしました。

・抵抗の変更
初段部の抵抗をカーボン抵抗(1/2W)から金属皮膜抵抗(1W)に変更しました。狙いはとくにはないのですが、低雑音化と抵抗値の精度向上です。精度はカーボンタイプを多数購入して選別する方法もありますが、選別する手間を省きたかっただけです。大きな意味はありません。

変更作業の内容はhttp://www.kleiber.org/audio/sv-4-maintenance/に写真を掲載しました。
2005年05月03日(火)   No.3 (SV-4 (Type QUADII))

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QUAD 44と405-2の修理
2005年05月11日(水)
QUADプリアンプ44のハム音
2005年05月09日(月)
TU-879改造記3
2005年05月08日(日)
秋葉原の真空管ショップ
2005年05月07日(土)
TU-879の改造記パート2
2005年05月06日(金)
持っている真空管のリストを掲載しました
2005年05月03日(火)
SV-4のメンテナンス