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++ kleiberのあれこれ日記 ++

2007年04月22日の日記

UL⇔3結切替SWとOPAMP増幅度切替SW追加改造
 19AQ5単管ヘッドフォンアンプは5極管をUL接続として動作をさせていますが、3極管接続をさせ球の内部抵抗を低くして出力トランスの低域特性を良くさせようという試みをしてみました。

 限定版では「電源部の強化」、「UL⇔3結」、「OPAMP増幅度切替」の改造を行いました。これによりスピーカをドライブする能力を少しでも高めようという考えです。



 オリジナル版にUL⇔3結の切替SWを付けました。3結にするときには、不要な発振を押さえるために、スクリーングリッドとプレート間に100Ωの抵抗を入れました。



 限定版の電源部のリプルフィルタの後段の250V100μFをパラにして250V200μFとしました。これで中段と後段が200μFになり電源部に少しでも余裕を持たせるようにしました。



 限定版のOPAMPの増幅度切替SWを付けました。スピーカ出力時にOPAMPのゲインを3倍強から6倍強にアップすることです。そして将来的には真空管のみの負帰還を掛けようかと思い4回路2接点のSWとしました。まだ負帰還回路は付けていません。



 限定版にUL⇔3結の切替SWを付けました。3結にするときには、不要な発振を押さえるために、スクリーングリッドとプレート間に100Ωの抵抗を入れました。

 3結に適しない球もあるので、SWによる切替としました。SWなので3結に向かない球であればUL接続に切り替えればいいのです。ただ、この切替SWのオペレーションは電源ONの状態で行うことは様々な弊害がありますので、電源をOFFにして電源部のコンデンサが充分にディスチャージされてから行う必要があります。

 3結にすることによるメリットの大きい球、メリットがなく駄目な球がなになのか、これからが楽しみです。オリジナル版のSWはいよいよ8個になってしまいました。う〜む、ここまで来るともうSWを追加する場所がない…。
2007年04月22日(日)   No.248 (19AQ5単管 H.P.A.)

真空管試験機の改造
 私が使用している真空管試験機はSDサウンドさんのTC2という試験機なのですが、あらゆる球に対応しているわけではなく、主要オーディオ用途にしか対応していません。



 19AQ5単管ヘッドフォンアンプで6AQ5系、6AK5系、EL91系、6AU6系、6DK6系などの多種多様の球に対応させたため、手持ちの球が多種多様になりました。その球の良否を確認するために真空管試験機TC2も6AQ5系、6AK5系、EL91系、6AU6系、6DK6系に対応できるようにSWを追加改造しました。

 これで、手持ちのアンプの殆どの球を試験・チェックすることができるようになりました。未対応の手持ちの球としては6BM8と整流管の5AR4(GZ34)くらいでしょうか。まぁ、整流管は全て未対応ですが…。
2007年04月22日(日)   No.247 (オーディオ)

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2007年04月22日(日)
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真空管試験機の改造