今日、秋葉原に出かける際に近所のゴミ捨て場を通りかかったら、真空管が20本くらい捨ててあったので、ちょっと見てみたら殆どはTV球。高圧整流管とか3CB6とかヘッドフォンアンプでは使えない球ばかり。しかし、2本だけ見慣れたプレート構造の球があった。
そのウチの1本には5654とエッチングされていたので、GEの6AK5とすぐに判った。しかし、真空管試験機でプレート電圧を135V、バイアスを-4Vにして測定してみるとエミッションはほぼゼロ、バイアスを0Vにしてもプレート電流は流れず、使えなかった。
もう1本はプレート構造は6AK5っぽいんだけど刻印はなし、ヒータ線も5654より折り返しが多そうだったのでヒータ電圧違いかなと思っていました。真空管試験機に挿してヒータをONにしてみると6.3Vで丁度よさそうな点灯具合。
プレート電圧を135V、バイアスを-4Vにしてプレート電流を測定してみると2.6mA程度流れているので、ちょっとエミッションが低いが問題なく使える6AK5であることが判明しました。
早速、19AQ5単管ヘッドフォンアンプで音出しをしてみましたが、なんの問題もなくクリアな音を出しています。半端になっていた6AK5があったので、それと使うことにしました。
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