19AQ5単管ヘッドフォンアンプの電源部の強化の一環で、電源トランスの強化を行いました。高圧のレギュレーションも良くなり、19AQ5(6AQ5系)を使用したときに多く流れるプレート電流にも耐え、19AQ5っぷりが良くなりました。青色LEDは3個仕様に戻し、19AQ5では2個ないし3個で鳴らすと、6V6の音だなぁって感じがします。
6AK5系(408A、6028)、6AG5系を使用している時の低音の出方が驚くようになりました。「これ本当にこんなに小さな球から鳴っているの?」と言う感じです。6AK5系では青色LEDを2個、6AG5、6BC5では1個で使用します。
6AN5WAの時には19AQ5よりプレート電流が流れていましたので、従来のトランスでは低域が締まりのない感じでしたが、トランスが変わってから締まりが出てきました。6AN5WAでは青色LED3個で使用します。
この電源トランス交換によりヒータ捲線の電流容量も余裕ができましたので、12Vのスイッチング電源は外して、全てトランスによる交流点火にしました。ノイズレベルはスイッチングアダプタがある時と変わりませんから、スイッチング電源はあの場所がベストポジションだったことが判りました。
これから、19AQ5(6AQ5系)をたっぷりと楽しむことができます。この球の本領発揮ができるようになったことは、喜ばしいことです。5AQ5、6AQ5、6005、12AQ5、19AQ5とヒータ電圧が違うだけでも音が変わります。楽しみが増えました。
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