久しぶりにiPodのサポートページを見ていたら、iPodのバッテリー交換サービスの料金が変っていることに気がついた。 いままでは15000円+消費税だったのだが、消費税込で6800円になっていた。半額以下になったこの設定、ある意味では納得ができる価格になった。 アメリカでは裁判を起こされ和解に応じていたが、日本では15000円のままだった。いくら本体を新品(あるいは再生品)に交換する方法だからといえ、納得のいく金額ではない。Appleファンは「それを知った上で買ったのではないか」とか「本体を新品(あるいは再生品)に交換する方法だからその金額でも安い」などと言っているが、なにか間違っていないか。本来なら携帯電話のように電池をユーザが交換できて当たり前。それを交換できないような構造で販売をしておきながら「交換するには15000円払え」というのは殿様商売の上を行くと思う。この15000円でも安くなった料金設定なのだそうだから呆れた口が塞がらなかった。それが今回、消費税込で6800円になった背景には、他メーカとの競争によるものと思われる。いつまでも殿様商売の上をいく商売方法をしていたのでは、iPodのシェアが低下するのは誰の目にも明らかな事。懸命な判断と言える。 サードパーティが交換キットを販売し従来より50%アップのバッテリとして5800円前後なのから考えれば、メーカとしての価格設定は妥当な額と思える。
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